通学路の危険箇所は、大人の目線だけでなく、子どもが一人になる時間帯に歩いて確認するための案内です。
通学路の危険は、地図の印だけでは分かりません。登校と下校で歩き、車の出入口、見通し、人通りを子どもの目の高さで見ておきましょう。
登校と下校で、見え方が変わる
朝は車が多く、下校は人通りが減ることがあります。雨の日は傘で見通しも悪くなります。一度歩いた印象だけで、危険箇所を決めないようにしましょう。
見るのは、見通しの悪い交差点、駐車場の出入口、歩道のない区間、横断が必要な場所です。子どもが一人になる区間を、先に印を付けてから歩くと漏れが減ります。
大人の目線だけでなく、子どもの高さで左右を見る
参考:文部科学省「学校安全」2026年9月20日に、通学や学校安全の案内の入口として確認。
危険箇所は、行動の言葉にする
「ここは危ない」だけでは、次に何をすればよいか伝わりません。「この白線の手前で止まる」「左右の車が出てこないか見る」まで言い換えましょう。
助けを求められる店舗や子ども110番の家も、同じ歩きの中で確認します。場所の名前より、入口の様子を一緒に見てください。
写真は家庭の中だけに残す
危険箇所の記録は、自宅や通学路が特定される写真を外へ出さない形にしましょう。家庭では、交差点の名前や「青い看板の手前」といった目印で足ります。
学校や自治体へ伝えるときは、場所と状況を分けて共有します。家庭では、その場所で止まる・離れるという行動を教えるところまでにしてください。地域の公式の安全マップがあれば、そちらを優先します。
家庭で確認する手順
- 01登校時と下校時に、同じ道を親子で歩く
- 02止まる場所と左右を見る場所を決める
- 03助けを求められる場所を一緒に見る
- 04学校や自治体へ伝える情報と、家庭で教える行動を分ける
よくある質問
- 危険箇所はどのように見つけますか?
- 子どもが一人になる区間を、実際の時間帯に歩きます。見通し、車の出入口、人通りを、子どもの目の高さで確認してください。
- 見つけた場所の写真を学校へ送ってもよいですか?
- 自宅が特定される写り方なら、写真は家庭の中だけにしましょう。共有するときは、場所の説明と、何が危ないかに絞ってください。
- 近道の方が安全に見えるときは?
- 学校が指定する通学路がある場合は、家庭だけで近道へ変えないでください。気になる箇所は、学校や自治体の案内と照らし合わせます。