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子どもスマホのフィルタリングは無料でできる?費用と選び方

子どものスマホのフィルタリングを無料で始める方法と、有料サービスで増える機能を比較。iPhone・Androidの標準機能、携帯会社のサービス、月額料金や注意点を整理します。

子どものスマホにフィルタリングを付けたいけれど、毎月の費用がかかるのか、無料の設定だけで足りるのか迷いますよね。まずは端末の標準機能や契約中の携帯会社のサービスを確認すれば、追加料金なしで始められる場合があります。有料サービスを選ぶときは、料金だけでなく、使う端末・ブラウザ・管理したい機能が対応しているかを比べましょう。

この記事の目次
  1. フィルタリングは、無料の標準機能から比べられる
  2. 無料で始める方法は、iPhoneとAndroidで異なる
  3. 携帯会社のフィルタリングは、契約中の回線と対応端末を確認する
  4. 有料サービスを選ぶなら、料金と必要な機能を並べる
  5. 無料・有料のどちらでも、フィルターには届かない範囲がある
  6. 家庭の目的から、追加料金が必要かを決める
  7. 家庭で確認する手順
  8. よくある質問

フィルタリングは、無料の標準機能から比べられる

「無料」といっても、使える機能や対象は同じではありません。端末やアカウントに備わる標準機能は、使えるアプリ・時間・コンテンツなどを管理するものが中心です。携帯会社のフィルタリングは、回線契約者向けにウェブやアプリを制限するサービスがあり、申し込みや初期設定が必要な場合があります。

18歳未満の人が使う携帯電話について、事業者にはフィルタリングサービスの提供などが求められています。これは「どの家庭も必ず同じ有料アプリを契約する」という意味ではありません。保護者の申し出や契約内容などで扱いが変わるため、契約先の案内を確認し、使う場合は設定を完了させましょう。

追加料金を払う前に、端末の標準機能と今の回線に付くサービスを確認する

無料で始める方法は、iPhoneとAndroidで異なる

iPhone・iPadでは、スクリーンタイムから休止時間やアプリの使用時間、Webコンテンツ、購入や設定変更などを管理できます。ファミリー共有を設定すると、保護者の端末から子どものスクリーンタイムを管理できる機能もあります。まず子ども用のApple Accountを使っているかを確認し、家庭で制限したい項目を選びましょう。

Androidでは、ファミリーリンクを使って、子どものGoogleアカウントや対応端末の利用時間、アプリ、Google Play、ChromeやYouTubeなどの設定を管理できます。管理機能が使える範囲は、アカウントの状態、国・地域、端末やアプリの対応状況によって異なります。iPhoneとAndroidの機能は同じではないため、片方で設定した内容がもう片方にも適用されるとは考えず、実際に使う端末ごとに確かめます。

無料で使える標準機能の例

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端末・仕組み管理できることの例先に確認したい条件
iPhone・iPad:スクリーンタイム利用時間、Webコンテンツ、アプリや購入、設定変更ファミリー共有や子ども用アカウントの設定、OSのバージョン
Android:ファミリーリンクアプリ、利用時間、Google Play、Googleサービスの制限管理対象のGoogleアカウント、端末・アプリの対応状況

いずれも端末・アカウントやOSの条件があります。表は機能の概要で、すべての機能が全端末で使えることを示すものではありません。

スマホ・ネット ・ 10分 子どものiPhoneフィルタリング設定|スクリーンタイムと制限の確認 iPhoneで設定する項目や動作確認の流れを個別に確認できます。 スマホ・ネット ・ 10分 子どものAndroidフィルタリング設定|ファミリーリンクの確認項目 GoogleアカウントやAndroid端末の条件と設定項目を確認できます。

携帯会社のフィルタリングは、契約中の回線と対応端末を確認する

携帯会社の基本的なフィルタリングサービスは、無料で利用できるものがあります。たとえば、ドコモの「あんしんフィルター for docomo」は月額使用料無料で、申し込み不要と案内されています。auの「あんしんフィルター for au」も月額利用料無料ですが、対応回線や機種などの条件があります。ソフトバンクの「あんしんフィルター」も、申し込みが必要な無料サービスです。名称や条件は会社ごとに違うため、契約先の公式ページで現在の条件を確認してください。

この種のサービスは、携帯会社の回線を契約していない端末や、対応外の機種では使えない場合があります。端末が対応していても、アプリのインストール、保護者の管理者登録、フィルターの強度設定などが必要です。格安SIMや別会社の回線を使う家庭は、端末に入っている機能、回線事業者の案内、OS標準の機能を一つずつ確かめましょう。

携帯会社の無料サービス例(2026年9月26日確認)

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事業者・サービス料金の案内比較時の確認点
NTTドコモ「あんしんフィルター for docomo」月額使用料無料・申し込み不要対応機種、アプリの初期設定、Wi-Fi利用時の条件
au「あんしんフィルター for au」月額利用料無料・申し込み不要対象回線・機種、アプリ機能の対象OS、回線オプション条件
ソフトバンク「あんしんフィルター」月額利用料無料・申し込み必要対応機種、申し込み窓口、保護者の管理者登録

基本サービスの料金表示を比較したものです。通信契約、端末代、データ通信料、別の有料オプションは含みません。対象条件・機能・受付状況は変更されることがあります。

有料サービスを選ぶなら、料金と必要な機能を並べる

有料サービスを比較するのは、標準機能や回線付帯サービスで必要な管理ができないと分かってからでも遅くありません。家族でiPhoneとAndroid、パソコンを併用してまとめて管理したい、細かなカテゴリ設定や複数台の管理が必要、といった場合は、有料アプリの対応端末と機能を候補ごとに照らします。

料金の例として、デジタルアーツの「i-フィルター for マルチデバイス」は、公式ページで1台用の月額版を366円、1年版を4,400円、3台用の月額版を798円と案内しています。月額版は登録月無料の表示がありますが、支払いを続けている期間に利用するサービスです。契約前に、無料期間後の金額、更新、解約条件、対象OSとブラウザ、家庭内の何台まで使うのかを確認してください。

携帯会社の中には、無料の基本フィルタリングとは別に有料オプションを用意する例もあります。ソフトバンクは利用時間や閲覧履歴などを扱うオプションを別料金で案内しています。楽天モバイルの「あんしんコントロール」は月額550円で、2026年9月26日時点の公式ページには3カ月無料キャンペーンの案内があります。キャンペーンは終了・変更される可能性があるため、通常料金と適用条件を分けて見てください。

有料サービスの料金例(2026年9月26日確認)

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サービス例公式ページの料金例確認するポイント
i-フィルター for マルチデバイス1台用 月額366円/年額4,400円、3台用 月額798円登録月無料の条件、対応OS、台数、解約後の利用可否
楽天モバイル「あんしんコントロール」月額550円、3カ月無料キャンペーンの案内ありキャンペーン条件、対応OS、iOSとAndroidの機能差
ソフトバンクの追加オプション例あんしんフィルターの基本機能とは別に月額330円の案内例必要な追加機能か、現在の受付条件と契約内容

税・台数・利用期間・キャンペーン条件はサービスにより異なります。料金や受付状況は変わるため、申し込み前に公式ページを再確認してください。

無料・有料のどちらでも、フィルターには届かない範囲がある

フィルタリングは、登録されたカテゴリや設定対象のブラウザ・アプリなどに応じてアクセスを制限する仕組みです。サービスによっては、専用ブラウザを使った場合だけWebフィルタリングが有効になることがあります。SNSや動画アプリ内で開くページ、別のブラウザ、アプリの通知や共有機能まで同じように制限されるとは限りません。

また、フィルターはページの内容を常に完全判定するものではありません。必要な学習サイトがブロックされたり、制限したいページが表示されたりする可能性もあります。子どもが設定を変更できないようにすることだけでなく、使えるアプリやブラウザを把握し、設定後に実際の端末で試すことが大切です。

有料サービスも、料金を払えばすべてのSNSの会話や投稿を監視できるわけではありません。サービスごとに管理対象や対応OSが違い、OSアップデート後に動作条件が変わることもあります。見えない・止められない範囲を知ったうえで、困ったときに保護者へ相談できる約束を一緒に作りましょう。

家庭の目的から、追加料金が必要かを決める

Webサイトやアプリの年齢制限、利用時間の目安、購入制限が主な目的なら、まずOS標準の機能と契約中の携帯会社の無料サービスを確認しましょう。複数OS・複数端末をまとめたい、細かな管理項目を使いたいなど、無料の方法で足りない点が具体的になったら有料サービスの費用を比べます。

比較表の月額料金だけで決めず、現在の回線や端末で追加費用が生じるか、子どもが使うすべてのブラウザで機能するか、保護者が管理し続けられるかも確認してください。設定した内容を子どもにも説明し、必要なサイトが使えるか一緒に試せば、制限の目的を共有しやすくなります。

  • 使う端末・回線と、子ども用アカウントを確認する
  • 防ぎたいことを「Web」「アプリ」「時間」「購入」などに分ける
  • 無料機能で設定し、対応していない項目だけ有料候補を調べる
  • 通常料金・キャンペーン終了後・更新と解約の条件を記録する
  • 子どもの端末で設定を試し、家族の使い方に合わせて見直す
スマホ・ネット ・ 10分 子どものスマホに必要なフィルタリングと設定の確認項目 端末ごとの設定と、フィルタリングで管理できる範囲を詳しく確認できます。

料金を決める前に、「どの端末の、何を制限したいか」を家族で言葉にする

家庭で確認する手順

  1. 01
    子どもの端末・OS・アカウントと、契約中の携帯会社を確認する
  2. 02
    Web、アプリ、利用時間、購入など、家庭で管理したい項目を決める
  3. 03
    端末の標準機能と契約中の回線の無料サービスを調べて設定する
  4. 04
    無料機能で足りない点がある場合に、有料サービスの月額・年額・台数・対応条件を比較する
  5. 05
    保護者の管理者登録とフィルター設定を済ませ、子どもの端末で動作と例外を確認する
  6. 06
    子どもに制限の理由と相談方法を伝え、使い方や成長に合わせて見直す

よくある質問

子どものスマホのフィルタリングは無料でできますか?
できます。iPhoneのスクリーンタイム、Androidのファミリーリンク、携帯会社が提供する無料の基本サービスなどが候補です。ただし、利用できる機能は端末・アカウント・回線によって違い、初期設定が必要な場合があります。
携帯会社の無料サービスだけで十分ですか?
家庭で管理したい内容によります。Webやアプリの制限、利用時間など必要な項目が使えるか、子どもが使う端末・ブラウザすべてで機能するかを確認してください。対応外の端末やサービスがある場合は、OS標準機能などを組み合わせる方法もあります。
有料のフィルタリングアプリを契約したほうがよいですか?
必要な機能が無料の方法で足りないと分かってから比較しましょう。複数端末管理などの機能が必要でも、契約前に対象OS・ブラウザ、台数、無料期間終了後の料金、更新と解約条件を確認することが大切です。
フィルタリングを設定すれば、危険なサイトやSNSトラブルをすべて防げますか?
すべてを防ぐものではありません。サービスの対象外のブラウザやアプリ、分類データにまだ反映されていないページなどがあるため、実際の端末で動作を確かめてください。困ったときにすぐ大人へ相談する約束もあわせて決めましょう。
18歳未満なら、有料サービスに必ず加入しなければいけませんか?
一律に有料サービスへ加入するという意味ではありません。青少年インターネット環境整備法に基づく事業者の対応や保護者の申し出などが関わります。回線事業者の説明と契約条件を確認し、利用するサービスを決めた場合は設定を完了してください。
参考資料・出典

この記事を書いた人

こども安全ナビ編集部

子どもの小学校入学をきっかけに、防犯や事故防止について調べるようになりました。

「こども安全ナビ」では、警察や自治体、公的機関などが公開している情報をもとに、子どもの安全について保護者目線で分かりやすく紹介しています。

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家庭で無理なく続けられる安全対策を考えていきます。

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