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子どものAndroidフィルタリング設定|ファミリーリンクの確認項目

子どものAndroidでFamily Linkを使う前に確認したいアカウント・端末条件、アプリ・利用時間・Google Play・Webの設定と動作確認を、制限の限界と一緒に解説します。

子どものAndroidにフィルタリングを設定したいときは、Family Linkを入れるだけで完了とは限りません。子ども用Googleアカウントが管理対象になっているか、使う端末やアプリが機能に対応しているかを確かめ、制限したい内容ごとに設定します。Family Linkが管理するアカウント設定と、Android端末内の保護者機能は別の仕組みです。画面の項目名や使える機能は、OS・アプリのバージョン、端末、アカウントの状態で変わるため、最後に子どもの端末で実際の動作も確認しましょう。

この記事の目次
  1. 最初に、アカウントとAndroid端末の条件を確認する
  2. Family Linkで管理する範囲を理解する
  3. 子どものアカウントをFamily Linkに追加する
  4. アプリ・利用時間・Google Playを目的別に設定する
  5. Chromeや検索の制限は、適用先と例外を確認する
  6. Android端末内の保護者機能とFamily Linkを混同しない
  7. 設定をテストし、親子で相談方法を決める
  8. 家庭で確認する手順
  9. よくある質問

最初に、アカウントとAndroid端末の条件を確認する

設定前に、保護者と子どもがそれぞれどのGoogleアカウントを使っているか、子どもの端末にどのアカウントがログインしているかを確認します。子ども用アカウントを保護者と共用していると、アプリの承認や利用状況の確認が意図どおりに働かないことがあります。子どもの誕生日も正しく登録されているか見直してください。アカウントの作成・管理に関する年齢条件は国や地域で異なり、Googleの案内では「13歳未満または該当する国・地域の年齢」と説明されています。

次に、端末のメーカー・機種、Androidのバージョン、Google Play開発者サービスやFamily Linkアプリの状態を確認します。Family Linkでアカウントを管理できる条件と、特定の機能を使える条件は同じとは限りません。たとえばGoogleの案内では、子どものAndroid端末の管理にAndroid 6.0以降などの要件を示す一方、個々の機能には別の条件があります。学校・勤務先などの組織アカウントや、Chromebook以外のパソコン、iPhone・iPadは、Android端末と同じようには管理できません。

設定を始める前に、子ども用アカウントと実際に使うAndroid端末の組み合わせを確認する

Family Linkで管理する範囲を理解する

Family Linkは、子どものGoogleアカウントと対応する端末の設定を保護者が管理するためのアプリです。公式案内では、アプリのダウンロードや購入の承認、アプリの許可・ブロック、利用時間、Google Playのコンテンツ制限、対応端末の位置情報などが案内されています。まず何を管理したいのかを決めてから、該当する項目を選びましょう。

Family Linkは、子どもの画面を常時見たり、端末上のすべての操作・メッセージを読んだりするための仕組みではありません。特に、子どもがすでに持っていたGoogleアカウントへ後から保護者による使用制限を追加した場合、Googleは画面を遠隔で見ること、過去の検索やChromeの閲覧履歴、メールやメッセージを確認することなどはできないと案内しています。子ども用に新しく作ったアカウントと既存アカウントでは管理できる内容が異なるため、設定前に該当する公式説明を確認してください。位置情報も、対応端末や共有設定などの条件を満たす必要があります。保護者に見える内容と見えない内容、制限できるサービスを子どもに説明し、使い方を決めてください。

Family Linkで確認する主な項目

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目的確認する設定の例事前に知っておくこと
アプリ追加・利用ダウンロード承認、許可・ブロック、アプリごとの利用時間一部のシステムアプリなど、制限やブロックの対象外があります
端末利用時間1日の上限、休息時間・就寝時間、利用状況対応端末とアカウントで利用できる項目が異なります
Google Playアプリ・ゲームなどの年齢別コンテンツ制限、購入承認購入承認はGoogle Playの請求システムを使う購入が対象です
GoogleサービスChrome、検索、YouTubeなど各サービスの管理・制限サービスごとに設定方法と制限範囲が異なります
位置情報共有の設定、保護者側に表示する端末端末・位置情報設定・通信状況などの条件が関係します

機能の有無や表示場所は、AndroidやFamily Linkのバージョン、端末、アカウントの状態により変わります。

子どものアカウントをFamily Linkに追加する

子どもがまだGoogleアカウントを持っていない場合は、Family Linkまたは新しいAndroid端末の初期設定から子ども用アカウントを作成できます。すでにアカウントがある場合は、保護者が管理対象として追加できるか、画面の案内に沿って確認します。アカウントの年齢、居住国、既存の管理状態などで手順が分かれるため、途中で表示される同意・説明を読み飛ばさないようにします。

端末がすでに別の人のアカウントで使われている場合、安易に追加・切替をすると写真、連絡先、アプリのデータなどに影響することがあります。初期化やアカウント削除をする前に、必要なデータの保存先と端末メーカーの手順を確認してください。学校から貸与された端末や組織管理のアカウントは、管理者のルールに従います。

アプリ・利用時間・Google Playを目的別に設定する

保護者のFamily Linkアプリで子どものプロフィールを選び、アプリの許可・ブロック、利用時間、Google Playのコンテンツ制限を一つずつ確認します。アプリの利用を制限するときは、学校の連絡、家族との連絡、学習、災害時に必要な機能まで止めないかを先に考えます。設定後に必要なアプリが使えることも、子どもの端末で確かめましょう。

Google Playの年齢別制限は、Playからダウンロード・購入できるコンテンツを管理する設定です。購入承認についても、Googleの説明ではGoogle Playの請求システムを使う購入が対象です。ほかのストアやアプリ内の外部決済まで同じ承認が及ぶと決めつけず、利用するアプリや支払い方法ごとに確認してください。すでにインストールされたアプリや、直接リンク・検索結果での表示についても、制限の対象範囲は各機能の案内を確認します。

アプリの利用時間や端末全体の上限を設定するときは、平日・休日の生活に合わせて決めます。まず短いテストで制限時の動きを確認し、必要な連絡が取れるか、学校や習い事の時間に困らないかを見直してから通常の設定にします。

  • 必要なアプリを許可し、不要なアプリは年齢・使い方を見て個別に判断した
  • アプリ追加やGoogle Playでの購入承認の通知先を確かめた
  • 利用時間の上限や休息時間を子どもと相談して決めた
  • Google Playの制限が他ストア・外部決済まで及ばない場合を確認した

Chromeや検索の制限は、適用先と例外を確認する

Web閲覧の設定は、Chrome、Google検索、YouTubeなどのサービスごとに確認します。たとえばSafeSearchはGoogle検索結果に関する設定で、すべての検索サービスやWebサイトを一律にフィルタリングする機能ではありません。Chromeのサイト制限も、子どものアカウントでログインしているか、管理設定が適用されるブラウザか、別のブラウザやアプリ内ブラウザを使っていないかで動作が変わります。

Family Linkの設定を強めても、ネット上のすべての情報やメッセージを判別したり、望ましくない接触やトラブルを完全に止めたりすることはできません。Google Playの保護者による使用制限も、Googleのヘルプでは検索結果や直接リンクから制限コンテンツが見える場合があると説明されています。家庭でよく使うブラウザ・検索・動画アプリを洗い出し、各サービスの公式ヘルプで対象と例外を確認してください。

Android端末内の保護者機能とFamily Linkを混同しない

Androidの設定アプリに「保護者による使用制限」などの項目が表示される端末では、Family Linkとは別に、端末のPINを使う日単位の利用上限、休止時間、アプリ制限、Webコンテンツフィルター、アプリストアのフィルターなどを設定できる場合があります。これは、Androidのバージョンやメーカー、配信状況によって利用できるかが変わる端末内の機能です。Family Linkの管理設定と同じ画面・同じ対象範囲とは限りません。

Googleの現行ヘルプでは、端末内の保護者機能にAndroidの新しいバージョン要件を示し、Webフィルターも対応するGoogleアプリ、Chrome、Android System WebViewなどのバージョン条件を挙げています。さらに、他のWeb提供アプリは機能との連携を選択している場合に限られ、フィルターが他のアプリや端末まで及ぶわけではありません。端末にその項目がない場合、Family Linkの設定が間違っていると決めつけず、OS更新・機種の提供状況をメーカーとGoogleの案内で確認してください。

同じ「保護者による制限」という言葉でも、アカウントに対する設定と端末内のPIN設定では、管理者、適用対象、解除方法が異なる場合があります。両方を使うなら、制限が重複したときに何が起きるか、保護者が復旧できる方法を確認してから設定します。

二つの設定を見分ける目安

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仕組み主な設定場所確認するポイント
Family Link保護者側のFamily Linkアプリ、子どもの管理対象アカウントアプリ承認、利用時間、Googleサービス、アカウント・端末の条件
Android端末内の保護者機能子どものAndroidの設定アプリ対応OS・機種、PINと復旧方法、Webフィルターの対応アプリ・バージョン
通信会社のフィルタリング契約会社のアプリ・管理画面など対象回線、Wi-Fi・別ブラウザの扱い、料金と管理者登録

複数の仕組みを併用する場合は、それぞれの管理者と適用範囲を一覧にしておくと、設定変更時の混乱を減らせます。

設定をテストし、親子で相談方法を決める

設定後は、保護者の画面に設定済みと出ていることだけでなく、子どものAndroidで動作を試します。普段使うChromeや検索アプリ、必要な学校・連絡アプリが利用できるかを確認し、制限したサイトやアプリが意図どおり扱われるかも試します。Google Playでの購入承認は購入を完了させず、承認を求める画面や通知が届くところまで確認します。別ブラウザやWi-Fiでも使う場合は、同じ制限が適用されると仮定せず、それぞれの対象範囲を確かめてください。

子どもには、何を制限する設定なのか、保護者が確認できる情報はどこまでか、必要なアプリが使えないとき誰に伝えるかを説明します。設定をすり抜けようとしたと決めつけたり、困りごとを話したことを責めたりせず、必要な用途と心配な点を聞いて一緒に調整します。OS更新、端末買い替え、Googleアカウント変更、新しいブラウザやゲームの追加があったときは、設定が引き継がれたか再点検しましょう。

スマホ・ネット ・ 10分 子どものスマホに必要なフィルタリングと設定の確認項目 通信会社・端末・回線・アプリのフィルタリングをまとめて確認する親記事です。 スマホ・ネット ・ 10分 子どものスマホ・インターネット安全ガイド 家庭で決めるスマホ利用の基本ルールや、困ったときの相談を確認できます。

家庭で確認する手順

  1. 01
    保護者と子どものGoogleアカウント、誕生日、管理状態を確認する
  2. 02
    Android端末の機種・OS、学校などの組織管理の有無を確認する
  3. 03
    Family Linkで管理するアプリ、利用時間、Google Play、サービスを選ぶ
  4. 04
    端末内の保護者機能や通信会社のフィルターがあれば、管理者・対象範囲を整理する
  5. 05
    子どもの端末で必要な機能と制限が意図どおり動くかテストする
  6. 06
    困ったときの相談先と、OS更新・端末変更後の再確認時期を決める

よくある質問

Androidの子ども向けフィルタリングはFamily Linkだけでできますか?
Family Linkでアプリ、利用時間、Google Play、Googleサービスなどを管理できますが、必要な機能すべてを一つでカバーするとは限りません。Android端末内の保護者機能や通信会社のフィルター、各アプリの設定が別に関係する場合があります。端末・OS・契約・アカウントごとに対象範囲を確認してください。
Family Linkで子どものメッセージや画面を全部確認できますか?
いいえ。Family Linkは子どもの端末を常時監視し、すべてのメッセージや画面を確認する機能ではありません。とくに既存のGoogleアカウントに後から管理を追加した場合、画面、過去の検索・閲覧履歴、メールやメッセージなどを確認できないとGoogleは案内しています。アカウントの設定方法による違いを公式ヘルプで確認してください。
設定画面に書かれている項目が見つかりません。
端末のメーカーやAndroid・Family Linkのバージョン、アカウントの年齢・管理状態によって、画面の場所や使える機能が異なります。アプリとOSを更新し、Googleの現行ヘルプと端末メーカーの案内を確認してください。学校などの組織アカウントや管理端末の場合は、管理者へ問い合わせます。
Family Linkを設定すれば、不適切なサイトをすべて見られなくできますか?
いいえ。WebフィルターやGoogle検索の設定は、対象となるアプリ・ブラウザ・バージョンなどに条件があります。別の検索サービス、アプリ内ブラウザ、直接リンクなどに同じ制限が及ぶとは限りません。フィルターは補助として使い、使うアプリの設定や親子で相談できる手順も整えましょう。
保護者のスマートフォンがiPhoneでもFamily Linkを使えますか?
Googleは保護者がiPhoneまたはiPadにFamily Linkアプリを入れて一部の設定を管理する方法を案内しています。ただし、Family Linkによる子どもの端末管理はAndroidやChromebookなどの対応端末が対象で、iPhone・iPad自体をAndroid端末と同様に管理することはできません。最新の対応条件をGoogleのヘルプで確認してください。
参考資料・出典

この記事を書いた人

こども安全ナビ編集部

子どもの小学校入学をきっかけに、防犯や事故防止について調べるようになりました。

「こども安全ナビ」では、警察や自治体、公的機関などが公開している情報をもとに、子どもの安全について保護者目線で分かりやすく紹介しています。

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