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オンラインゲームで知らない人に誘われたときの家庭ルール

オンラインゲーム内で知らないプレイヤーからチャットや個別連絡に誘われたときの防犯ルール。個人情報を守る約束、外部SNSへの誘導対策、相談しやすい環境づくり、ペアレンタルコントロールを詳しく解説します。

「子どもがオンラインゲームで知らない人とボイスチャットをしているけれど、本当に大丈夫かな?」フレンド機能やチャットがあるゲームでは、相手の素性が分からないまま仲良くなるケースが多く、心配になりますよね。大切なのは、個人情報を絶対に教えない境界線を引くことと、ゲーム外の個別連絡へ移らない約束を取り決めておくことです。親子で守れる安心ルールを一緒に作ってみましょう。

この記事の目次
  1. オンラインゲームで巧妙化する「知らない人からの誘い」
  2. ゲーム内で絶対に教えてはいけない「4大個人情報」
  3. 一番危険な「外部SNS・個別連絡(DiscordやLINE)への誘導」
  4. オンラインゲームの危険なサインと家庭ルールの対応表
  5. 子どもが隠さず相談できる親子関係づくり
  6. 保護者が知っておくべきペアレンタルコントロールと通報手順
  7. 家庭で確認する手順
  8. よくある質問

オンラインゲームで巧妙化する「知らない人からの誘い」

多くのオンラインゲームには、協力プレイのためのテキストチャット、ボイスチャット、フレンド機能が備わっています。共通のゲームを楽しむ仲間として親近感を抱きやすい一方で、悪意を持った大人が子どもに近づく巧妙な手口としても利用されています。

よくある手口として、「強い武器やレアなスキンをあげるよ」「レベル上げを手伝ってあげる」「ギフトカードで課金してあげるから個別で話そう」など、子どもの「欲しい」「勝ちたい」という気持ちを刺激して誘導するパターンがあります。

ゲーム内で親切に接してくれる相手であっても、画面の向こうにいるのは本当に同年代の友達とは限りません。大人が年齢を偽って子どもに近づき、信頼関係を築いた後に不適切な要求をしてくる「オンライン・グルーミング」の危険性を保護者がまず理解しておく必要があります。

親切そうに見えても相手は赤の他人。「アイテムをあげる」などの甘い言葉には絶対に乗らない

ゲーム内で絶対に教えてはいけない「4大個人情報」

ゲーム内の気軽な雑談から、子どもの実生活や居住エリアが特定されてしまうケースが多発しています。断片的な情報の組み合わせが最も危険です。

具体的には「本名やあだ名」「通っている小学校や習い事」「最寄り駅や近所の公園、自宅周辺の目印」「自分や家族の顔写真、部屋の中の様子」の4点は、どんなに仲良くなった相手であっても絶対に教えてはいけない情報として子どもと共有しましょう。

「東京の西の方に住んでる」「今日〇〇小学校の運動会だった」といった何気ない一言でも、他の投稿や会話と照合されると学校や学年が簡単に絞り込まれてしまいます。アカウント名にも誕生日や本名の一部を使わない設定にしておきます。

一番危険な「外部SNS・個別連絡(DiscordやLINE)への誘導」

ゲーム内の全体チャットは運営会社の自動監視フィルターやログ保存が機能していますが、悪意あるユーザーはこれを避けるために外部ツールへ誘導しようとします。

「ゲーム内チャットは使いにくいからDiscordで通話しよう」「LINEを教えてくれたら裏技を教えるよ」といった誘いは、極めて警戒すべき危険信号です。

密室の個別チャットに移ってしまうと、運営会社の通報機能が効かなくなり、性的な写真の送信要求や脅迫、金銭の要求へとエスカレートしやすくなります。「ゲームの外で連絡先を交換しない」「ゲーム内のチャット機能以外は使わない」という鉄則を徹底しましょう。

会話例
保護者「ゲームの中で遊ぶのはいいけれど、別のアプリやLINEを教えてって言われたら、『親から禁止されているからダメ』ってきっぱり断ろうね。」
スマホ・ネット ・ 10分 子どものスマホ・インターネット安全ガイド ネット全体のフィルタリング設定や家庭での利用ルールを網羅しています。

オンラインゲームの危険なサインと家庭ルールの対応表

ゲーム中に起こりやすい場面と、その場での正しい対応を整理した一覧表です。

ゲーム内での場面別判断と対処一覧

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相手の言動・サイン危険度子どもの安全行動・対処法
「何県に住んでるの?何年生?」と聞かれた中「教えられない」と断るか、会話をスルーする
「レアアイテムやスキンをあげるよ」と言われた高受け取らず「いりません」と断り、親に報告する
「DiscordやLINEで話そう」と誘われた最高絶対に教えず、その場で会話を止めて親に見せる
「顔写真を送ってくれたら課金してあげる」と言われた最高即座にゲームを中断し、画面を保存して通報・ブロック
暴言や嫌がらせメッセージを連投された高言い返さず、ゲーム内のミュート・ブロック機能を使う

不審な言動があった際は、画面のスクリーンショットを撮って証拠を残してからブロックしましょう。

子どもが隠さず相談できる親子関係づくり

トラブルが起きたとき、子どもが一番恐れているのは「怒られてゲームを取り上げられること」です。そのため、怪しい誘いや脅迫を受けても、一人で抱え込んで事態を悪化させてしまうケースが少なくありません。

「どんな失敗をしても、教えてくれたら絶対に怒らないよ」「一緒に解決するから、変だと思ったらすぐ画面を見せてね」と日頃から伝え、相談することへの心理的ハードルを下げておきましょう。

実際に相談を受けた際は、「よく教えてくれたね」とまず子どもを肯定し、感情的に問い詰めないことが何より大切です。

「相談してもゲームを禁止しない、怒らない」と約束することがトラブルの早期発見につながる

保護者が知っておくべきペアレンタルコントロールと通報手順

Nintendo Switch、PlayStation、スマートフォン、PCなど、各ゲーム機には「ペアレンタルコントロール(保護者による使用制限)」機能が備わっています。

年齢に応じて、フレンド申請の許可制、テキストチャットの制限、ボイスチャットのオフ、プレイ時間の上限設定などをあらかじめ有効にしておきましょう。

もし悪質なプレイヤーから迷惑行為や不審な誘いを受けた場合は、ゲーム内の公式通報フォームから通報し、アカウントをブロックします。脅迫や性被害の恐れがある場合は、警察のサイバー犯罪相談窓口へ相談してください。

  • ゲーム機本体のペアレンタルコントロール設定を有効にした
  • 教えてはいけない個人情報(名前・学校・写真・場所)を子どもと確認した
  • ゲーム外のSNSや別アプリへ移動しない約束をした
  • 怪しい誘いを受けたら画面を保存して保護者に見せる約束をした
  • ゲーム内の通報・ブロックのやり方を保護者が把握している

家庭で確認する手順

  1. 01
    ゲーム機のペアレンタルコントロールでチャットやフレンド機能を適切に設定する
  2. 02
    教えてはいけない個人情報(名前・学校・写真・場所)を具体的に伝える
  3. 03
    ゲーム外の外部連絡先(SNS・通話アプリ)を交換しないルールを決める
  4. 04
    困ったメッセージや誘いを受けたら画面を保存して保護者に見せるよう約束する
  5. 05
    相談を受けたときは子どもを責めず、通報・ブロックなどの適切な対処を行う

よくある質問

ボイスチャットは最初から完全に禁止した方がよいですか?
子どもの年齢や利用実態に合わせて判断しましょう。未就学児や小学校低学年であれば原則オフにするのが安全です。高学年で許可する場合も、リビングなど親の目が届く場所でのみスピーカーで利用させるのがおすすめです。
相手が実在の学校の友達かどうか確認するにはどうすればいいですか?
ゲーム内の表示名だけでは別人の可能性もあります。学校で直接本人にアカウント名を確認した相手とのみフレンドになるよう指導しましょう。見知らぬフレンド申請は原則拒否する設定にしておきます。
もし写真を送ってしまったり、脅されたりしていたらどうすればいいですか?
子どもを決して責めず、それ以上のやり取りや金銭の支払いを即座にストップしてください。画面を保存したうえで、警察のサイバー犯罪相談窓口や都道府県の少年相談窓口へ速やかに相談しましょう。
ゲーム内のフレンドと実際に会おうと誘われたら?
絶対に会いに行ってはいけません。ネット上の相手とリアルで会うことは重大な事件に巻き込まれる最大の要因です。会おうと言われた時点で即座に保護者に知らせるよう厳格に約束しておきましょう。
参考資料・出典

この記事を書いた人

こども安全ナビ編集部

子どもの小学校入学をきっかけに、防犯や事故防止について調べるようになりました。

「こども安全ナビ」では、警察や自治体、公的機関などが公開している情報をもとに、子どもの安全について保護者目線で分かりやすく紹介しています。

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家庭で無理なく続けられる安全対策を考えていきます。

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