子育て中にひやっとした経験はありませんか?
- 一瞬目を話したその瞬間に、ヒーターの近くにいる子どもを見たとき。
- あと数センチで、ベッドから落下しそうな子どもを見たとき。
- 安全圏内と思っていたのに、気付いたら窓を開けていたとき。
子どもと過ごす時間は、ひやっとするシーンが多いです。
「もしも、あの時」と考えると、十分すぎる対策が必要だと感じるはずです。
しかし、赤ちゃんの身を守る安全グッズも種類が豊富で、何を選ぶべきか迷います。
本記事では、今から用意して欲しい赤ちゃんの身を守るおすすめの安全グッズを厳選して紹介します。
早すぎる対策、十分すぎる対策が保護者の負担を軽減し、赤ちゃんの安全を確保しましょう。
赤ちゃんの身を守るおすすめの安全グッズ11選
赤ちゃんの身を守るおすすめの安全グッズ11選を紹介します。
- ベビーゲート
- ベビーモニター
- コーナーガード
- ベッドガード
- ストーブガード
- アウトレットカバー
- キャビネットロック
- 薬箱のロック
- ドアストッパー
- 浮き輪付きのベビーバス
- 滑り止めマット
それぞれの必要性から、選び方のポイントを解説します。
ベビーゲート
「ベビーゲート」は、ずりばい、ハイハイを始める時期には用意しておきたい赤ちゃんの身を守る安全グッズです。
ずりばいやハイハイで行動できる範囲は、保護者が思っているより広く、あっという間に段差を利用して行動範囲を広げます。
キッチンやトイレ、お風呂など水の事故が起きかねない場所は、赤ちゃんの侵入を防ぎたいと考えます。
そこで、行動範囲を制限できる「ベビーゲート」は赤ちゃんの身を守る安全グッズとして必須です。
ベビーゲートは3つのポイントを重視して選ぼう
ベビーゲートは、下記の3つのポイントを重視して選びましょう。
- ガード力
- 手軽さ
- 安全性
ベビーゲートの「ガード力」を重視するなら、壁取りつけタイプのベビーゲートがおすすめです。
壁にがっちり固定できるので、多少の衝撃にも耐えられます。
注意点としては、賃貸の場合は壁に跡が残るので設置前の確認が必要です。
賃貸で壁に穴を開けることができない場合、「手軽さ」がメリットの自立タイプを検討しましょう。
自立タイプは、固定するわけではないので設置場所を自由に変えることができます。
デメリットはガード力が下がる点ですが、手軽さを考えるなら自立タイプもおすすめです。
ベビーゲートが活躍する時期は、ずりばいやハイハイを始める6ヶ月〜2歳頃です。
6ヶ月〜2歳の時期は、赤ちゃんは一気に成長します。さまざまなシーンの危険を考えないといけません。
そこで「安全性」は、どの時期でも対応してくれるものを選びます。
安全性は「高さ」「ロック機能」「視認性」を考えると良いです。
「高さ」は子どもが乗り越えられない高さを想定しておきましょう。
「ロック機能」は、ダブルロック・オートクローズ機能付きがおすすめです。
「視認性」は、多少離れていても子どもの様子が確認できるものを選びます。
ベビーゲートは、赤ちゃんの身を守る安全グッズですがある程度の期間、利用することができるので、2歳まで活用できるものを基準に選ぶと良いでしょう。
ベビーモニター
寝ている間の赤ちゃんの様子が確認できる「ベビーモニター」も、赤ちゃんを守る安全グッズとして人気です。
赤ちゃんが寝てる時に、家事や作業をおこなう方も多いでしょう。
しかし、赤ちゃんが寝ているのか起きてしまったのかわからないと、できる作業も限られます。
そこで、需要が増えているのが「ベビーモニター」です。
需要が増えているとはいえ、どのくらいの性能で子育てをフォローしてくれるのかわからないという方も多いかもしれません。
前提としてベビーモニターがあるからといって、保護者の行動範囲が極端に広がるわけではありません。
ベビーモニターがあっても、保護者は万が一の事態に、すぐに対応できる範囲内で過ごします。
しかし、赤ちゃんのそばにずっと付き添う必要性はなくなります。
すやすや寝ている時間は、それなりに気を緩めて過ごすことができるので、子育てに感じるストレスは十分、軽減できます。
ベビーモニターも種類が豊富で、機能性はメーカーによって異なりますので、ニーズに合わせて選びましょう。
ベビーモニターを選ぶときの3つのポイント
ベビーモニターは、3つのポイントを重視して選ぶと良いです。
- 専用モニターかスマホモニターか選ぶ
- 検知機能搭載を選ぶ
- カメラアングルの調整ができるものを選ぶ
ベビーモニターは、専用モニターで赤ちゃんを見守るタイプと、スマホを使って見守るタイプの2つあります。
タイプ | 専用モニター | スマホモニター |
---|---|---|
メリット | 接続が簡単でモニター操作も簡単 | 画質がよく鮮明に様子が確認できる |
デメリット | 画質が落ちる | 設定にアプリが必要になりスマホの充電が切れると利用できない |
専用モニターもスマホモニターもメリット、デメリットそれぞれありますので、条件を考えて選びましょう。
また、赤ちゃんの動きや音を検知する検知機能付きのベビーモニターなら、音で反応することもできるので、ずっとモニターを確認する必要がなくなります。
少しの負担がストレスに変わるので、楽しく子育てするためにもベビーモニターは検知機能が充実しているものを選びましょう。
ベビーモニターにはカメラアングルの調整ができるものもあります。
カメラアングルの調整ができると、赤ちゃんがフレームアウトすることを防止できるのでベビーモニターを選ぶときのポイントになってきます。
コーナーガード
「コーナーガード」は、転倒時のケガを予防する赤ちゃんの身を守る安全グッズです。
赤ちゃんは歩行前にも、ずりばいをしながら移動中に横にコテっと倒れることがあります。
コーナーガードは赤ちゃんの誕生とともに設置しておくことがおすすめ!
特にとがった場所は、大きな怪我につながることもあるので厚みのあるコーナーガードで赤ちゃんの安全を守りましょう。
コーナーガードは「形状」「厚み」「使いやすさ」で選ぼう
コーナーガードは、100円ショップなどでも購入が可能で、さまざまな形状のコーナーガードが販売されています。
種類が豊富なので欲しかった形状のコーナーガードを探すことができる一方、コーナーガードとして機能したいケースもあります。
そこで、コーナーガードを選ぶときは「形状」「厚み」「使いやすさ」をポイントにすると良いでしょう。
コーナーガードは「L字型」「U字型」「波型」の3つの形状が一般的です。
フィット感を重視する場合は、家具をカバーする面「L字型」がおすすめです。
角やふちをはさみこみ、両面を保護したい場合は「U字型」を選ぶと良いでしょう。
「波型」は広範囲の保護に特化しています。保護したい場所が広範囲の場合は、波型で
しっかりカバーしておくと赤ちゃんの怪我を防止できます。
コーナーガードは、クッション性で衝撃を抑えるアイテムです。
厚みは重視ポイントの一つになってくるので、1cm以上の厚みがあるものが良いです。
コーナーガードは、カバーしたい部分に接着して使用しますが、接着テープがもともと貼り付けられているものと、テープは別で付属されているものがあります。
もともと接着されているものは、手間を省くことはできますが、接着したい部位に貼りにくくなるケースもあります。
カバーしたい部分の形状を考えて、接着されているものか、自由に接着面を変えることができるものかを考えましょう。
ベッドガード
ベッドガードは、赤ちゃんの落下防止に必須の安全グッズです。
ベッドに高さがある場合は、必ず用意しておきましょう。
ベッドガードは、他の安全グッズと比べると選び方に困ります。
しっかりベッドからの落下を防止できるベッドガードを選ぶためにも、ベッドガードは慎重に選んでください。
ベッドガード選びの3つのポイント
ベッドガードを購入するときは、3つのポイントを重視しましょう。
- 適切なサイズのベッドガードを選ぶ
- 使用用途・目的で選ぶ
- 安全性を考慮して選ぶ
ベッドガードは、ベッドとの間に隙間を作らないサイズのものを選びます。
少しの隙間でも、赤ちゃんはその隙間に挟まります。
赤ちゃんの安全を守るためのベッドガードですが、サイズを間違うと窒息のリスクを高めます。
一般的なベッドの大きさは2m前後です。
一般的なサイズのベッドを使用している場合は、布団のずり込み、赤ちゃんの窒息を防止できる80cm幅のベッドガードがおすすめです。
ベッドガードは、布団のずり落ち防止と子どもの落下防止を目的に使用することが多いため、それぞれの目的に合ったベッドガードの選び方も確認しておきましょう。
「使用用途・目的」は、ずり落ち防止のスチール製か、赤ちゃんの落下防止におすすめのメッシュ製かを考えておきましょう。
もしものリスクを減らすために、ベッドガードはSGマークなど安全基準がついているものを選ぶと良いです。
SGマークがついているベッドガードは、製品安全協会が定めた安全基準を満たしたものにだけ与えられます。
赤ちゃんの身を守るために、安全基準を満たした証になるので、安全性を考慮してもSGマークのついたベッドガードを選びましょう。
ストーブガード
ヒーターをお使いになるご家庭では、「ストーブガード」は赤ちゃんの火傷防止に必須の安全グッズです。
ヒーターは稼働していなくても、室内に設置している場合は普段からストーブガードで赤ちゃんが触れられないようにしてください。
稼働していない場合でも、赤ちゃんが誤って作動させることがあります。
ヒーターを稼働させていないと思っていても、いつの間にか稼働していたら知らぬ間に危険が増えます。
小さな火傷も、対処が遅れると跡が残ることもあるので、ヒーターを自宅に設置している場合は、常にストーブガードで赤ちゃんが触れられないようにしてください。
ストーブガードを選ぶときの4つのポイント
ストーブガードでヒーターから赤ちゃんを守るためには、下記の4つのポイントで選んでください。
- ガードできる範囲で選ぶ
- ストーブガードが熱くならない仕様のものを選ぶ
- 格子の幅が狭いものを選ぶ
- 安全に固定できるものを選ぶ
ストーブガードは全面をガードするタイプと、吹き出し口をガードするタイプがあります。
おすすめは全面をガードするタイプです。
全面を囲うので、つかまり立ちの危険はありますが、ヒーターそのものでつかまり立ちするより危険をガードすることができます。
吹き出し口をガードするタイプは、場所を取らないメリットがありますが、ヒーターの形状によっては設置できないことがあります。
また、一部のみガードするので、ヒーターにチャイルドロック機能がない場合は、おすすめできません。
ヒーターを囲うストーブガードは、ヒーターで熱くなることもあるので注意が必要です。
赤ちゃんを守るためのストーブガードが、火傷の原因になることもあるので、ストーブガードはヒーターで熱くならない仕様のものを選びましょう。
また、格子の幅にも気をつけてください。
格子の幅が広いと赤ちゃんの小さな手はすっぽり入ってしまいますので、格子幅が狭いものが良いです。
ストーブガードは、衝撃で倒れないかどうか安定性も確認しましょう。
設置は面倒になりますが、多少の衝撃にも耐えられる安定性の高いストーブガードが赤ちゃんの安全を守ります。
アウトレットカバー
アウトレットカバーは、子どものいたずら対策やトラッキング現象による感電や火傷から赤ちゃんを守る安全グッズです。
トラッキング現象による火災予防に取り入れる家庭は増えています。
特に赤ちゃんのいるご家庭は、トラッキング現象についても考えておく必要があります。
トラッキング現象とは、コンセント口にチリやホコリなどがたまることで、空気中の水分を吸収、局部的に微小な放電が発生し、 放電点が炭化することです。
万が一、赤ちゃんがコンセントを触ったときに感電すると、静電気のようなピリッとした痛みから、中には我慢できないほどの痛みを感じることもあります。
さらに、呼吸が苦しくなり、最悪の場合は死に至ることもある恐ろしい現象です。
そのため、アウトレットカバーの導入は必須ですが、トラッキング現象の起きやすい場所は赤ちゃんの手が届かない場所でもカバーしておきましょう。
トラッキング現象が起こりやすい場所は、下記を参考にしてください。
- 頻繁に電源プラグの抜き差しをしない場所
- チリやホコリが溜まりやすい場所
- 湿気の多い場所
- 結露しやすい場所
赤ちゃんの安全を守るためにも、家を守るためにもアウトレットカバーは取り入れていきましょう。
アウトレットカバーを選ぶときの3つのポイント
アウトレットカバーを上手に活用するための3つのポイントを紹介します。
- 使い箇所に合わせてタイプを選ぶ
- 取り外しにくいタイプを選ぶ
- シンプルなデザインのものを選ぶ
アウトレットカバーは、「フルカバータイプ」「キャップタイプ」があります。
赤ちゃんの手の届く場所は、安全性を重視してフルカバータイプを選びましょう。
フルカバータイプは、キャップタイプより比較的高めになるのでコストを抑えるためにも、赤ちゃんの手の届かない場所はキャップタイプでカバーすると良いです。
アウトレットカバーも、赤ちゃんにとってはおもちゃの一つです。
何度も繰り返し触ると、外れることもあります。
万が一、アウトレットカバーを外した後の赤ちゃんが口に入れる危険性もあるので、アウトレットカバーは赤ちゃんが容易に外せない取り外しにくいものを選びましょう。
赤ちゃんはなんでも興味を持ちます。
特にキャラクターや柄付きのアウトレットカバーには、興味を持ちます。
デザインも豊富で、かわいいアウトレットカバーもたくさんありますが、赤ちゃんができるだけ興味の持たないシンプルなアウトレットカバーを選びましょう。
キャビネットロック
キャビネットロックは、赤ちゃんの安全を守るグッズとして多くのご家庭に取り入れられています。
赤ちゃんの安全はもちろん、保護者の負担も軽減してくれるキャビネットロックも、多種多様の商品が販売されています。
価格もお手頃なので、気になるタイプのキャビネットロックをお試ししてみるのも良いでしょう。
キャビネットロックを選ぶときの3つのポイント
キャビネットロックは、100円ショップでも種類豊富に販売されています。
必要性を感じたときに、すぐに用意ができるのもキャビネットロックの需要を高める理由の一つ!
そんなキャビネットロックを選ぶとき、3つのポイントを押さえると良いです。
- バンド式・回転式・オートロック式の3つのタイプがある
- 2段階ロックで「もしも」対策をする
- 不要になったときもストレスなく剥がせるものを選ぶ
キャビネットロックには、大きく分けて「バンド式」「回転式」「オートロック式」の3つのタイプがあります。
もっともオーソドックスなのは、バンド式です。
使用場所を制限せず、長さ調整もできるので、大半の場所で利用することができます。
一方、回して上からロックをかける回転式は、観音開きタイプのドアにおすすめです。
世情も少し複雑なので、赤ちゃんのいたずら防止にも有効!
オートロック式は、開閉の多い場所でストレスを軽減させてくれます。
保護者が、目を離したタイミングでドアを開けるのを防止するのがキャビネットロックですが、少なからずストレスは感じます。
また、何度も開閉する場所ではロックをかけることを忘れることもあります。
そんな場所におすすめなのが、オートロック式のキャビネットロックです。
オートロック式なので、閉めると同時にロックがかかります。
ちょっとした手間も、回数を重ねると煩わしさを感じます。
赤ちゃんの安全は守りたいけど、面倒と感じる方はぜひオートロック式のキャビネットロックを試してみてください。
キャビネットロックには2段階ロックができるものもあります。
万が一、開けてしまったら危険を伴う場所などは、2段階ロックのキャビネットロックでガードしてあげましょう。
赤ちゃんの身を守る安全グッズの中でも、多くの家庭で愛用されるのがキャビネットロックです。
しかし、永久的に使用するものではありません。
ある程度の時期で使用しなくなるのが、キャビネットロックなので、 はずした後も綺麗な状態を維持できるものを選びましょう。
薬箱のロック
意外と見落としがちですが、「薬箱のロック」も忘れてはいけません。
赤ちゃんは6か月から1歳半頃、身近にあるものをなんでも口に入れます。
1歳から2歳の成長著しい時期は、周囲を観察し、真似しようとします。
なんでも口に入れる赤ちゃんの目の前に薬箱があるなんて、ゾッとする瞬間です。
赤ちゃんの薬の誤飲については、厚生労働省も注意喚起してます。
高さ120cm以上のところに子どもが開けられない鍵の付いたくすり箱等で保管する
子どもの見ているところでくすりを飲まないようにする(子どもは親のマネをしたがる)
引用元:日本製薬団体連合会(監修 厚生労働省)
小さな薬は、赤ちゃんが容易に飲み込むことができます。
また、薬が詰まると窒息の危険もあります。
薬箱のロックも2重ロックできるタイプを選び、薬箱そのものにも頑丈な施錠機能が付いているものを選びます。
さらに、赤ちゃんは周囲の人の真似を楽しむので、赤ちゃんの前での薬の服用もやめましょう。
小さな赤ちゃんに、大人用の薬は大きな負担になりますので、薬箱は絶対に赤ちゃんの手の届かない場所に保管し、施錠をしっかりしておきましょう。
ドアストッパー
状況に合わせて使用したいのが、扉を開けたまま固定できる「ドアストッパー」です。
赤ちゃんが就寝中、なんども行き来する空間は開放していた方が、即座に対応できます。
また、ドアに挟まることを予防するためにも活躍します。
導線を妨げるドアも、ドアストッパーを活用することで不便を解消することができるので、状況に合わせて活用していきましょう。
ドアストッパーを選ぶときの3つのポイント
ドアストッパーは、下記の3つのポイントで選びましょう。
- 使用する場所を考える
- ドアのサイズを考える
- 素材を考える
ドアストッパーは、使用する場所で適切なタイプが異なります。
ドアストッパーのタイプは、大きく分けて「粘着テープ式」「マグネット式」「ネジ式」の3つあります。
粘着テープ式は、どんなドアにも対応できるので玄関などのドアで活躍します。
マグネット式のドアストッパーは、鉄製のドアもしっかり固定できます。
マグネット式よりも、強力に固定できるネジ式も状況によって活躍します。
どのくらいの時間、何のためにドアの固定が必要かどうかで、ドアストッパーのタイプを使い分けましょう。
ドアストッパーは、取り付けてもしっかり固定できないとストッパーとして役目を果たせません。
購入する際は、隙間や厚さを合わせてサイズを選びましょう。
ドアストッパーは適切なタイプ、サイズだけでなく好みの素材で選ぶこともできます。
ドアストッパーの素材は、主に「ゴム」「シリコン」「スポンジ」があります。
赤ちゃんに向いているのは、完全に締め切らず隙間を作る「スポンジタイプ」です。
ゴムは、傷がつくのを防止できます。シリコンは軽さがメリットですので、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
浮き輪付きのベビーバス
赤ちゃんの入浴を安全にサポートするのが「浮き輪付きのベビーバス」です。
屋外のプールで遊べる時期にも役に立ちますが、生後すぐから赤ちゃんの入浴をサポートします。
赤ちゃんの性格もそれぞれです。
一度、水に抵抗心が芽生えると水遊びを拒むようになります。
そのきっかけに多いのが、入浴時のトラブルです。
入浴時の赤ちゃんの安全は、保護者がしっかり守らないといけないのですが、兄弟がいる場合や、両親でサポートできないこともあるでしょう。
そんな時に役立つのが「浮き輪付きベビーバス」です。
海外では「プレスイミング」にも取り入れられているので、水への抵抗感を減らすためにも、赤ちゃんのときから使用していくと良いでしょう。
浮き輪付きのベビーバスは「サイズ」と「安全性」を重視する
浮き輪付きのベビーバスは「サイズ」と「安全性」を重視して、選びます。
サイズが小さいと、赤ちゃんの首を締め付けることになります。
逆に、サイズが大きいと支えるはずの浮き輪から赤ちゃんの頭がスポッと抜けます。
浮き輪付きのベビーバスのサイズは、首周りが約29cm・首周り内径が約9cmのタイプが多めですので、赤ちゃんの首周り、頭のサイズに合わせて選びましょう。
また、使用のたびにサイズの確認が必須です。
先週まではほどよくフィットしていても、急に首周りが大きくなり、浮き輪付きのベビーバスが小さく、赤ちゃんの首を圧迫することもあります。
浮き輪付きのベビーバスは、使用のたびにサイズを確認しておきましょう。
そして、浮き輪付きのベビーバスの安全性については「STマーク」の付いてるものを選ぶと良いです。
「STマーク」は、日本のおもちゃの構造や使用素材など、さまざまな検査に合格したものにつけられます。
浮き輪付きのベビーバスの場合、ベルトや空気穴、構造や素材などがチェック項目になりますので、「STマーク」付きの浮き輪付きのベビーバスは、比較的安心して使用することができます。
滑り止めマット
赤ちゃんが家具をズラしてしまうのを防止するのが「滑り止めマット」です。
赤ちゃんでなくても、家族の誰かが勢いあまって家具をズラすことはあります。
そのとき、赤ちゃんが家具を支えにつかまり立ちしていたら、赤ちゃんの転倒につながります。
ずれやすい家具や、カーペットやラグなどのズレ防止に滑り止めマットを活用しましょう。
滑り止めマットは「タイプ」と「厚み」で選ぼう
滑り止めマットは「タイプ」と「厚み」で選ぶと良いです。
滑り止めマットのタイプで、赤ちゃんのいるご家庭にもおすすめしたいのが「シールで貼るタイプ」と「マットタイプ」です。
シールで貼るタイプの滑り止めマットは、ラグやカーペットのズレ防止に活躍します。
簡単に固定できるだけでなく、洗濯の頻度もそれなりにあるラグやカーペットの掃除もラクにできます。
マットタイプは厚手のものが良いです。
厚手のマットタイプは、ソファやテーブルなどの家具の下に利用しましょう。
厚手を選ぶ理由は、衝撃吸収、防音対策にもなるからです。
また、ソファやテーブルの重みで床は傷つきやすくなりますが、マットを引くことで傷つきも防止できます。
滑り止めマットの厚さは、1cm以上を目安にしておきましょう。
あまりにも薄いタイプは、家具やカーペット、ラグの重量を吸収することができません。
ズレ防止効果を高めるためにも、滑り止めマットの厚さを1cm以上を目安にしてください。
赤ちゃんを守る安全グッズに関するよくある質問
赤ちゃんを守る安全グッズに関するよくある質問に回答します。
赤ちゃんを守る安全グッズはどこで購入できる?
赤ちゃんを守る安全グッズは、下記のお店で購入できます。
- ホームセンター(ニトリなど)
- ベビー用品店(西松屋、トイザらス、ベビザらス、アカチャンホンポなど)
- ネット通販
- 100円ショップ
ドラッグストアでも、赤ちゃんを守る安全グッズは購入できます。
いろんな種類を比較して選びたい場合は、ベビー用品店が品揃えもよくおすすめです。
また、現品をチェックしてネット通販で安く購入するのも良いでしょう。
安全グッズはいつからの導入するのがおすすめ?
赤ちゃんを守る安全グッズの導入は、0歳からがおすすめです。
赤ちゃんの成長は早く、ハイスピードで自分の体を上手に動かします。
保護者が想像する以上に活動範囲を広げるため、赤ちゃんの安全は0歳から、アイテムを駆使して守ることが大切です。
安全だと思っていた空間が、実は赤ちゃんにとっては危険がいっぱいの空間なんて、珍しいことではありません。
何か起きてからの対策ではなく、何が起きるかわからない予防を考えるようにしましょう。