視察・参加報告の詳細
広島市梅林学区復興まちづくり勉強会
日時 | 平成28年1月30日(土) |
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場所 | 広島市佐東公民館 2階302会議室 |

平成28年1月30日(土)、広島市梅林学区復興まちづくり勉強会が開催されました。
この会は平成26年8月に発生した豪雨・土砂災害で被害の大きかった、広島市安佐南区緑井・八木地区をエリアとする梅林学区の復興まちづくり協議会立ち上げに向けた勉強会として位置付けられたものです。地域住民、広島市市役所職員など多数の参加者が会場に集まりました。
第2回に当たる今回は「復興まちづくりの方向性について」と題して、復興まちづくりのルールとプランの必要性について議論が交わされました。
講師の野崎隆一氏(神戸まちづくり研究所)からは阪神淡路大震災、東日本大震災被災地での経験から、復興まちづくり協議会を立ち上げる重要性とその体制のあり方についてレクチャーが行われました。その後、復建調査設計株式会社の宮崎保通氏より、町内会役員を対象に実施されたアンケート結果の報告がなされ、質疑応答が行われました。
会場からは現在の復興計画や被災時の学区内の情報共有方法など、多角的な質問があり、意見交換がなされました。
梅林学区社会福祉協議会の菅原辰幸会長からは、「こうした勉強会を通じて、住民主体の復興まちづくり協議会を」との言葉が発せられ、住民主体の議論の重要性が確認されています。
次回は2月20日(土)に「まちづくりの組織づくりについて」と題した勉強会が開催されます。
(文責:藤賀雅人)