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防犯まちづくり・公開シンポジウム 「子ども・女性の安全・安心のために」開催報告

このシンポジウムでは一般市民、学生、関係団体や自治体職員などの参加を得て、子どもや女性の安全・安心に向けたまちづくりの考え方を広く紹介し、効果的な取り組み方法について参加者とともにに考えました。

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シンポジウムの特徴

このシンポジウムでは、事前に小学校保護者に対するアンケート調査、市民、保護者、防犯設備士らによるフィールドワーク(防犯診断)などの地域診断を行っているのが特徴です。調査から得られた具体的なデータをもとに、パネルディスカッションにて議論を行いました。

 

 

 

 

アンケート調査と防犯診断

 

  • アンケートは4つの小学校の保護者に行いました。校区内の公園の利用頻度、危険・不安と思う点について聞きました。
  • 防犯診断は、くらがり調査(夜間に照度計を用いて明るさを測定し、その結果を地図に落として地域内の暗い箇所について視覚化するもの)と身近な公園調査(地区内にある公園を防犯や利用の観点から診断するもの)の2つを行いました。

※暗がり調査は、防犯まちづくりのヒントとガイドを参考に行いました。

 

公開シンポジウム

公開シンポジウムは、約300人の参加がありました。

前半は講義形式で行われました。まず、福岡県内の犯罪情勢や防犯対策についての実際と効果的な防犯まちづくりについて学び、次に防犯診断の結果について報告がありました。

後半は有識者・市役所・学生の防犯活動ボランティアがパネラーとして壇上にあがり、防犯診断の結果もふまえて地域の防犯まちづくりについての意見交換をしました。議論の主な要点は以下の通りです

 

  • 有馬先生:住民の不安箇所と実際の発生箇所に乖離があることを、ひったくりの事例をもとに指摘
  • 樋野先生:犯罪不安、犯罪発生とも防犯まちづくりで改善すべき対象であり、両者を近づけるためには市民に対する知識の普及が必要である
  • 柴田先生:地域で子どもを見守ることの必要性について、沖縄の住宅地を例に指摘
  • 福岡大学学生ボランティア:パトロール隊立ち上げにあたっての苦労や成果、今後の課題について

 

おわりに

本シンポジウムは建築研究所および地元大学と県警の多大な協力を得て開催され、防犯まちづくりに関心を持つ多くの参加者が集まりました。また、シンポジウムの前に行った、市民参加による防犯診断も好評でした。防犯診断の結果を公表して地域の防犯まちづくりに対する関心を高めたり、改善策について議論することは大切なことであり、本シンポジウムはその一助を担えたと思います。

ウィンの希望のものがたり

関連サイトのご紹介

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  • 市川市稲荷木小学校周辺地区 子ども安全ホームページ
  • 親子で一緒に考える 子ども安全ホームページ
  • 犯罪からの子どもの安全
  • ristex 社会技術研究開発センター