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「『太子堂ワークショップ』子ども110番の家シアター」の実施を支援

2011年8月1日、東京都の世田谷区立太子堂小学校で毎年夏休みに開催される『太子堂ワークショップ』において「遊びとまち研究会」による「子ども110番シアター」が実施されました。「子ども110番の家シアター」はパートナーズの支援プログラムの一つで、紙芝居と演劇で楽しく「子ども110番の家」を知ることができます。グループワークや演技を通して、子どもたち自身が考えたり、感じたりして、体験的に学べます。
今回は、太子堂小学校のPTA校外委員の協力も得て、シアター後に「安全マップづくり」も追加したスペシャルプログラムを実施しました。
子ども安全まちづくりパートナーズからは、吉永真理、寺内義典、橘たかがプログラムの実施支援者として参加しました。

 

プログラムの参加者は子どもが約20人。PTA役員を中心とした保護者も含めると約30人の参加者でした。
プログラムは、パートナーズの進行役が声をかけ、「子ども110番の家ゲーム」からスタートしました。子ども110番の基礎的な情報を学習したのち、子ども110番の家をモチーフにした身体を動かすゲームを行いました。また、声を出すゲームも行い、緊張をほぐしながら、子でも110番の家について疑似体験するための準備をしました。

子どもたちの気持ちがほぐれたところで、「子ども110番の家物語」というオリジナルの紙芝居を読み聞かせ、グループワークの導入をしました。内容は、下校時に不審者に気づいて助けを求めたい小学生が「子ども110番の家」のプレートを見つけるまでの物語です。「子ども110番の家」に飛び込んだことのない小学生が、飛び込むべきか否かで悩むところで物語は終わります。
紙芝居は、事前に校外委員から聞き取った、周辺地域で実際に起きているエピソードを盛り込んで、パートナーズで作成したものです。

 

紙芝居の後、子どもたちは、グループに分かれて、主人公になったつもりで「助けを求めたいとき」の対処法を考えました。グループワークには、大学生のボランティアがファシリテーターとして加わりました。子どもたちは、学校や家庭で話し合っていることや、自分なりのアイディアなど、対処法について様々な意見を出し合いました。
意見がたくさん出たところで、今度は考えた対処法をもとにシナリオを作り、グループごとに演じてみました。
演じる内容は、思い切ってチャイムを押そうとする所から、助かる所までです。グループで練習し、みんなで発表し、感想など意見交換をしました。子どもたちは考え、演じることで、対処法をより実践的に会得し、他のグループの発表から、別の対処方法も印象的に知ることができました。

発表後はこれまで出てこなかった対処法のいくつかを進行役が紹介した後、「3分で分かる子ども110番の家」というビデオを見ました。このビデオは、この日のグループワークにも参加した大学生のボランティアグループRRRが作成したもので、子どもたちは、コミカルな内容の映像に大喜びしていました。楽しく110番の家のことを復習できました。

 

最後に、床の上に大きく広げた地域のマップの上で子ども110番の家の位置を確認しました。その後、このマップに「暗くて寂しいところ」「人目の付かないところ」など普段不安に思う場所にシールを貼りました。また、「好きなところ」や「人がたくさんいるところ」もシールを貼り、まちの中の気をつけるところも、素敵なところも、分かる安全マップが完成しました。

参加した保護者からは、「子どもたちが教えてもらったことを演じるのではなく、自分たちで考えたことを演じるという点が良かった」、「このワークショップを全校生徒に体験してもらい、子どもたちが考える機会を増やしてほしい」などの意見がありました。子ども自身が考えるという点への評価が高い結果となりました。

子どもたちの安全は、大人が防犯まちづくりを進めることにより、高まります。同時に、子どもたちも自分たち自身で安全について考え、行動することが重要です。
子ども安全まちづくりパートナーズでは、子どもたち自身が安全について考えるきっかけとなるプログラム開発やツールの提供などを行っています。

3分ちょっとでわかる 子ども110番の家

「子ども110番の家シアター(太子堂小学校)」で活用された、「子ども110番の家」について解説した動画です。

制作:RRRプロジェクト

ウィンの希望のものがたり

関連サイトのご紹介

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