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7月30日、フォーラム「堺のまちをもっと安全に、もっと安心に!」開催のお知らせ
「犯罪からの子どもの安全」キャラバンシリーズ
「東日本大震災に学ぶ 私たちの安全・安心」
フォーラム:「堺のまちをもっと安全に、もっと安心に!」
日時 | 平成23年7月30日(土) 18:00-20:00 |
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場所 | 堺市立東文化会館文化ホール(定員400名) http://www3.ocn.ne.jp/~buntaro/bunkahall/index.html |
主催 |
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共催 |
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後援 | 堺市・警察政策学会・大阪府警察本部 |
フォーラム開催の主旨
昨日まで当たり前であった「安全・安心」が、突然予告もなく根底から奪い去られた時、人は一体どうなるのでしょうか。東日本大震災の自然の猛威および原発事故に曝された被災地の惨状は、私たちに、人の命、コミュニティ、子どもの安全安心の原点について、根源的な問いを突き付けているように思えてなりません。
本フォーラムでは、堺市登美丘地区の約10年にわたるまちづくりの軌跡をたどるとともに、大震災によって家族やコミュニティを喪失した岩手県陸前高田からの現場報告、子どもの安全や体感治安問題をきっかけに世界基準の安全安心まちづくりを進める厚木市の事例などを通じ、安全安心まちづくりや子どもの安全について、また、災害時に本当に役立つ市民安全の情報とは何かなどについて市民のみなさまとともに考えてみたいと思います。
特に、3.11東日本大震災では、コミュニティFM放送が、被災地など各地で震災関連情報や安否情報など「危機における地域コミュニティの安全安心」の推進力として大きな役割を果たし注目されました。堺市では昨年6月からコミュニティFM局「エフエムさかい」を開局して、堺市民の身近な話題を中心に市民手づくりの市民のための安全・安心放送を目指すなど新しいまちづくりにチャレンジしています。そこで、開局17年になる横須賀市のコミュニティFMの災害時における実例や今後の課題、また、堺市の情報広場ソフトの陸前高田への展開についてもお話を聞いてみたいと思います。
「堺のまちをもっと安全、もっと安心に!」したいと思っている市民の方、行政や警察、教育関係者など多数のご参加をお待ちしています。
(なお、フォーラム開催に先立ち、17:30から、同会場にて北野田フェスティバルウインドバンドによる演奏を予定しています。)
プログラム
18:00 |
大討論会「堺のまちをもっと安全に、もっと安心に!」 ≪大討論会の舞台まわし≫ 主催者代表:コーディネーター 石附 弘氏
≪パネルディスカッション≫ コメンテーター :小嶋典明 |
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20:00 | 閉会 |
登壇者の横顔
- 石附 弘 氏
国立研究開発法人科学技術振興機構「犯罪からの子どもの安全」研究開発領域アドバイザー、
日本市民安全学会会長、厚木市・豊島区セーフコミュニティ専門委員 - 須谷修治 氏
都市防災研究所客員研究員 昔の堺市登美丘地区を知る防犯照明専門家 - 池﨑 守 氏
NPO法人さかいhill-front forum代表(登美丘自治会)、
国立研究開発法人科学技術振興機構「犯罪からの子どもの安全」研究開発プロジェクト代表
*お互い様のこの世の中、人と人の繋がりを大切に、住民自らによる地域の安全・安
心活動の向上に邁進中!そんな「まちへの思い、人との繋がり」から、堺でのまちづくりソフ
ト、情報広場、コミュニティFMの話が、被災地陸前高田へ。 - 富岡浩司 氏
横須賀エフエム放送株式会社 社長
阪神淡路大震災を経ての地域FM17年の経験と、3.11震災でも災害放送で存在感を示した(計画停電情報や市民の声発信)FMブルー湘南:その教訓とは? - 菅野広紀 氏
NPO陸前高田創生ふるさと会議事務局長、陸前高田市PTA連合会長、消防団活動
NPO陸前高田創生ふるさと会議をはじめ、市のPTA連合、消防団としてまちの復興に献身的に取り組んでいる - 大和田祐一 氏
NPO陸前高田創生ふるさと会議、消防団として、まちの復興に献身的に活動中 - 倉持隆雄 氏
厚木市協働安全部地域力創造担当部長 、日本市民安全学会副会長
厚木市は、H22.11、WHO協働センター提唱の世界基準の国際安全都市(セーフコミュニティ)の認証を日本で3番目に受けた。セーフコミュニティ認証へ向けて3年にわたる官民一体の新しい安全安心のまちづくりとは?「人と人、夢と夢を繋ぐセーフコミュニティの魅力」について熱く語る - 山本俊哉 氏
明治大学理工学部教授、一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ理事長、
国立研究開発法人科学技術振興機構「犯罪からの子どもの安全」研究開発プロジェクト代表
*安全安心まちづくりを全国ネットで手掛け、被災地の復興にも貢献。国立研究開発法人科学技術振興機構「犯罪からの子どもの安全」研究開発プロジェクトでは池﨑プロジェクトと共同研究
コメンテーター
- 小嶋典明 氏
大阪府警察本部 生活安全部長
関連団体紹介
NPO法人さかい hill-front forum |
これまで子どもの見守りによる地域社会の安全構築を中心課題に、「住民がつくる安全・安心」のための活動を展開、特に、昨年6月からは、RISTEXの助成を得てコミュニティFM局「エフエムさかい」を開局し、子どもの安全など堺市民の身近な話題を中心に、市民手づくりで市民のための安全・安心放送を行うなど、IT技術を活用した新しいまちづくりにチャレンジしています。 堺市東区北野田1084-136 【e-mail】s.h-f.f@iris.ocn.ne.jp 【電話】072-234-5691 【FAX】072-234-5697 【URL】 http://www3.ocn.ne.jp/~buntaro/bunkahall/ |
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日本市民安全学会 | 日本市民安全学会は、「市民の安全・安心」について市民による市民のための「市民安全学の研究」を深めることを目的として平成16年に設立、市民が中心となりながらも、市民・自治体・警察・研究者・企業などが三位一体となり、市民安全学の発展・普及および研究者との連携・協力を図る活動を行っています。堺市には、平成19年の「大切なまち、大切な人、だから安全・安心まちづくり」(大阪府、堺市と共催)で大変にお世話になりました。近年は、横浜市(H21)、厚木市(H22)、豊島区(H23)との共催で、コミュニティをベースとした実践的市民安全学の普及やWHO協働センターの提唱する世界基準の安全安心なまちづくり「セーフコミュニティ」の啓発活動をおこなっています。 【URL】 http://www.shimin-anzen-gakkai.org/ |
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 「犯罪からの子どもの安全」 研究開発領域 |
JST社会技術研究開発センター(RISTEX)では、平成19年度に研究開発領域「犯罪からの子どもの安全」を設定しました(平成24年度終了予定)。現場で問題解決に取り組む人たちと研究者が協働し、科学的な知見や手法を導入することによって、防犯対策が効果的で持続的な取り組みとなるよう、多くの関与者に開かれたネットワークづくりと研究開発プログラムを推進しています。 【URL】http://www.anzen-kodomo.jp/ |
一般社団法人 子ども安全まちづくり パートナーズ |
子どもたちがのびのびと育つ、安全で魅力あるまちづくりを応援しています。RISTEX の「犯罪からの子どもの安全」「計画的な防犯まちづくり支援システムの構築」研究プロジェクト(研究代表者:山本俊哉)の研究成果を広く社会に還元するために設立しました。「防犯」を基軸にしつつも、交通安全や環境、防災の視点も取り入れ、コミュニティの形成や子どもの地域参加も視野に入れた、総合的に安全・安心なまちづくりを目指しています。 【URL】 https://kodomo-anzen.org/ |