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RISTEXシンポジウムにて逃げ地図ワークショップを紹介
(国研)科学技術振興機構社会技術開発センター「コミュニティがつなぐ安全・安心な都市・地域の創造」研究開発領域主催の第4回公開シンポジウム「コミュニティレジリエンスを高める社会技術—防災・減災を目指す地域の「参画」と「我がこと意識」—」にて、逃げ地図WSを体験型で紹介しました。
会場の前方スペースに旧下田市街地のベースマップを2枚広げました。そして、会場から12人が参加し、実際に逃げ地図づくりを行いました。説明を聞きながら前に出た参加者が色ぬりやコメントを貼り付け、逃げ地図を作り上げて行きます。その様子はモニターで画面に映し出されます。さらに、会場の傍聴者にもA3サイズのミニ地図と革紐、色鉛筆を用意。前の画面や説明を聞きながら色ぬり体験をしてもらいました。参加者は実際に地域で逃げ地図づくりを行う時の雰囲気になりきってもらうために、役割を与えてロールプレイ風にしました。役割は「1.リーダーシップとれない町会長、2.ママ友のみ付き合う主婦、3.もう逃げないと主張する足の弱いおばあさん、4.怒りっぽい頑固なおじいさん、5.反抗期を迎えた中学生女子、6.スポ少、塾で忙しい小学生男子」です。これらの人が逃げ地図を作ったらどのような意見がでるか、を想像しながら作業をしてもらいました。
「避難場所からの時間と距離が表現されていく」ことに気づくことができれば、皆さん理解を深めて作業をすることができていました。逆にそこに気づかせることが逃げ地図づくり導入のポイントとなります。
日時 | 2017年3月3日(金) |
場所 | 東京大学情報学環・福武ホール ラーニングシアター |
主催 | (国研)科学技術振興機構社会技術開発センター「コミュニティがつなぐ安全・安心な都市・地域の創造」研究開発領域 |
協賛 | 新建新聞社 リスク対策.com |
参加者 | 約200人 |
逃げ地図プロジェクトチームからの参加者 |
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