事業内容・実績の詳細
港区高輪児童館 安全セミナー「震度6強!そのときどうなる?どうする?」(安トレ・大地震編)
日時 | 2016年6月15日(水)15:30〜16:15 |
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場所 | 港区立高輪児童館遊戯室 |
参加者 | 高輪児童館の学童クラブに通う小学1〜3年生 約20人 |
講師・進行 | 若林直子(生活環境工房あくと) |
記録・進行補助 | 重根美香(子ども安全まちづくりパートナーズ) |
本プログラムは、成果統合実装プログラム「国際基準の安全な学校・地域づくりに向けた協働活動支援」プロジェクトの一貫として位置づけられて開催されています。
港区高輪児童館は、昨年度に「安トレ・都市公園編」を使った公園の安全点検を行いました。今回は「安トレ・大地震編」を用いて、首都直下型地震の想定震度である「震度6強」の大地震がきた時、どのような場所や行動が危険か安全かについて考える学習をしました。東日本大震災時、まだ乳幼児だった子供たちにとって、震度5強の揺れすら未知の世界です。
5〜6人ずつ、4つのグループに分かれてポスターを囲みました。はじめはリビングダイニングとキッチンの場面。お父さんやお母さん、おじいさんおばあさん、子供達が、ぐらっときた揺れに「おや!地震かな?!」と気づいた場面です。子供達は強い揺れで家の中がどうなるのか、口々に話し合い、気づいたところに付箋を貼っていきました。時々講師が「ここはどうして危ないと思ったのかな?」「この付箋はどうしてつけたの?」など聞いて回るとそれぞれに一生懸命答えてくれました。その後、地震が起こった後の場面を見て見比べてみると、また色々な発見をしたようでした。地震対策がしてあるところとしていないところ、どのように身を守るのが安全か、について講師からコメントをしたところ、子供達は自分たちの思いを口々に発言していました。
続いて、ショッピングモールの中で地震が起きたらどうなる?道路を歩いている時地震が起きたらどうなる?と、同じように行っていきました。イラストを見ることと講師のコメントで、だいぶ大地震に対するイメージがついたようです。最後に、ポスターの1場面を切り取った「1シーン教材」を使ったクイズをすると、大地震の時に身を守るポイントをきちんと答えることができました。
最後に、地震がきた時に身を守る基本のポーズ「ダンゴムシのポーズ」を練習する遊び歌に合わせてダンスを踊り、最後にダンゴムシのポーズを決めました。みんな、すぐに振り付けを覚えてくれました。
どういう行動が危険か安全か、2枚を比べるよ。
安全なところ、危険なところチェックと、その理由も考えたよ。講師の先生からのポイント説明を聞いて、さらに新しい発見をしたり、グループの意見を修正したりも。
最後のクイズでは、ポスターで発見したポイントを抑えた「地震時の身の守り方」を発表できました。