事業内容・実績の詳細
厚木市児童館職員研修 安全行動イメージトレーニング教材の使い方
厚木市の児童館指導員向けに、未就園児の子供を持つ保護者向けの安全学習教材「安全行動イメージトレーニング(通称:安トレ)」幼児版教材の活用方法についての研修を行いました。
本研修は、成果統合実装プログラム「国際基準の安全な学校・地域づくりに向けた協働活動支援」プロジェクトの一貫として位置づけられて開催されています。
日時 | 2015年5月11日(月)10時15分〜11時20分 |
---|---|
場所 | 厚木シティプラザ6階会議室 |
講師 | 重根美香(一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ/明治大学) |
参加者 | 約40人 |
研修内容
「安全行動イメージトレーニング」は、子どもの怪我につながりそうなシーンを見せ、参加者にどこが危険であるかを想像してもらい、かつどうすれば事故が防げるかを考えてもらうことで、子どもの事故予防のリスクマネジメント能力を身につけてもらうための教材です。詳しくは、エビサポの
「安全行動イメージトレーニング(幼児の保護者・室内編)」をご覧ください。
今回は幼児を連れた保護者に行うということで、研修を行う際の保護者への配慮、安全に対する基本的な知識など指導する際に必要なノウハウを学んでいただきました。
その後、グループごとに2シーンずつ、指導者役・保護者役に分かれて練習を行いました。最後にグループで代表1名が前で実演し、それに対するコメントを重根が行いました。
この学習で一番重要なのは、保護者が子どものリスクマネジメントについて興味関心を持ち、子どもの性格や成長に合わせてリスクへのコスト配分を行うことができるように促すことです。100%の安全はない中で、いかに危険リスクを低減するかを保護者が自分自身で考えられるような手助けができる指導員となることを研修の目標としました。